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​コロナワクチン希釈充填手順書

~最初に必ず行うこと~

 

 □ 手洗い消毒後、予定の8割の(例:30Vのうち25V)ワクチンを冷蔵庫から常温に移動、遮光

 □ 部屋・机上清掃、消毒、清潔区域に防水シートを敷く

 □ 作業台の上に必要備品と予備がすべて揃っているか、確認

 □ 清掃後、薬剤師が揃ったらミーティング ⇒ 作業手順と監査のルールの確認を必ず行う

 □ 何診で接種しているか、ワクチンを運ぶルート、確認(ワクチンを均等に分けて運ぶため)

 □ 足並みをそろえ、わからない事は必ず確認して、作業が雑にならないよう注意

 □ 充填看護師もミーティングは一緒に行い、すべての監査は必ず薬剤師が行う

            *室温に戻したバイアルは2時間以内に希釈する*

            *希釈したバイアルは6時間以内に使用する*

まず4V先に調整します

 

★調整者は2回以上出務経験のある薬剤師と充填看護師

★それ以外のものは見学と手順の確認

 

□ ワクチン4V、生食4本、希釈用シリンジ4本、針4本を一人が配布する(勝手に取らない)

□ 生食1.8mlを取り、重量・目視監査は薬剤師が行う

□ 監査終了後、バイアルに生食を注入、バイアル内の空気を2mL弱抜き取る、ゆっくり混ぜる

□ 接種用シリンジ6本、針6本を4セットを一人が配布する(勝手に取らない)

□ 針とシリンジの緩みがないか各自確認

□ ワクチンを0.3mLずつ6本分注し、目視・重量監査は薬剤師が行う

★充填済の接種用シリンジ24本が揃ったら、ワクチンを分け、遮光して会場へ運ぶ

希釈用生食シリンジのセット・バイアル注入

 

 □ リーダーが希釈するバイアル数と同じ数の生食・シリンジ・針を用意する。

 □ 各自の担当する分をリーダーが割り振る(勝手に色々なところから取らない)

 □ シリンジに生食1.8mlとる、重量・目視監査を別の薬剤師が行う

 □ 全ての生食シリンジの監査終了するまで待機し、バイアルをゆっくり混和しておく

 □ バイアル内に生食をゆっくり注ぎ、1.8mLすべて入ったらバイアル内の空気を同量抜き取り、針を抜く

 □ 生食シリンジを確認し、残液が無いか・同量の空気が抜かれているかを自己再確認する。

 □ ゆっくりとワクチンを混和する

 □ すべてのバイアルの希釈終了後いったん机上を整理する

②接種シリンジのセット・ワクチン充填

 

 □ リーダーが充填用シリンジと針を6本ずつ用意する

 □ 作業担当分を全員に割り振る。(勝手に色々なところから取らない)

 □ 針をねじって開封してシリンジとセット、緩みが無いか必ず確認する。

 □ 全員がシリンジのセットしたらワクチン分注を始める。

 □ 1バイアル6本を抽出したら別の薬剤師により重量・目視監査

 □ 監査終了後かごにバイアルとともに入れる、遮光

 □ 接種会場ごとに分けて、遮光して、運ぶ

残りの冷蔵バイアルの調製

*作業開始より2時間が過ぎていれば残りのバイアルを冷蔵庫から常温に取り出す*

 □ 冷蔵庫から取り出したバイアルは30分間室温に戻す。

 □ 30分待機中に手順①の生食準備を進めておく

 □ 30分経過後、先ほどと同じ手順①②を行う

 □ ワクチンの充填がすべて終われば接種場所へ運ぶ

 □ バイアルが残っていないか確認し、予定数終了であれば作業場所をかたずけ、消毒する

 □ 出務表に名前・時間・体温を記入し、業務終了する

 

 *お疲れさまでした、ありがとうございました*

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